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志尊淳(28)を変えた73キロ“ぽっちゃり中学時代”と、母が号泣した“2年間の家出生活”

17歳の時、役者への道を志すためにした“ある決断”

 高校時代はたびたびスカウトされたものの、「演技やダンスを学びたい」とナベプロのタレント養成所の門を叩いた。デビューは、2011年の舞台『ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン』。共演した伊勢大貴が振り返る。

「とてもストイックだった印象です。稽古に入るまで、何度も前キャストの舞台を観に行ってました。稽古では作中の歌もあっという間に覚えるし。ダイエットの話もよく聞きましたね。皆食べ盛りで牛丼大盛りなのにいつも『俺は普通盛り』と。鏡前で上裸になって体型チェックもよくしていました。周りは『またいつものが始まった』って(笑)」

 

 本格的に役者への道を志した志尊は17歳の時、“ある決断”をする。家出をしたのだ。引っ越し業者を呼び、住民票も移し、家族との連絡も一切絶った。

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兄からは殴られ母と祖母は大号泣…2年間の家出生活

「彼は人一倍、家族愛が強い。『テニミュで初めてもらったお給料で家族にご飯を奢ってあげた』と話していました。反面、『独り立ちしなきゃ』ともよく話していた。強い決意の表れだったんだと思います」(同前)

 家族と再会を果たしたのは、1年後のことだった。「婦人公論」(20年7月14日号)で当時のことを明かしている。

〈シングルマザーだった母親はすごく悲しんだみたいです。(略)兄からは殴られ、姉からは「二度と帰ってくるな!」と怒られ、母と祖母は大号泣。それを見て苦しくてしかたがなかったけど、自分で決めたことだし、やらなきゃと〉

 そこから家出はさらに1年、計2年間に及んだのだった。バイトで自ら学費や生活費を工面する生活。苦労も多かったが、この経験で〈成長できました〉と振り返っている。

「今では家族と和解。『30歳までに親の住む家を建てたい』と公言しているほどです」(芸能関係者)