「ちょっと一定期間置かんとあかんやろう」
――「心がズタズタにされた」として離党を求めた?
「私の気持ち的にはちょっと裏切られたような。だからそんなふうにね、僕も発言してしもうたんやけど」
――除名を党本部に要請したら、横山幹事長は「パワハラだ」と却下した?
「はい。『そういう方法もあるんですかね?』と問い合わせした。パワハラっていうんですかね。まぁ色んな意味合いもあったとは」
――議員控室で孤立させるように指示したと?
「信頼関係を損なった中で、ちょっと一定期間置かんとあかんやろうと、そんなことを言うたのかも」
――ハラスメントでは?
「自衛隊の例あげるの間違うてるかもしれないが、信頼関係を置く隣の人に鉄砲で撃たれたようなもん。パワハラって書くんやったら書けるかもわからへんけど。そらちょっと憤慨したこともありますよ、実際」
大阪維新の会に事実確認を求めたところ、次のように回答した。
「大阪維新の会、日本維新の会大阪府総支部においては現在ハラスメントの調査を行っております。申請事案に関しては現在聞き取りの上対応を進めているところであり、その内容を含めてお伝えすることはかないません。ハラスメントの有無など申告があった場合は聞き取りの上、必要な措置を講じてまいります」
大阪維新の会のハラスメント問題を巡っては、これまで対応の遅れなどが度々指摘されてきた。党代表の吉村氏がハラスメントの根絶を掲げる中、今回新たに申告されたハラスメント被害についてどのような対応を取るのか、注目される。
6月21日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および6月22日(木)発売の「週刊文春」では、藤原町長らによるハラスメント問題のほか、高石氏からのハラスメント被害を訴えた女性府議への“口封じ”、笹川氏からセクハラ被害などを受けた女性市議の新たな反論などについても取り上げている。また、「週刊文春 電子版」では、熊取町支部幹事会における藤原町長らの“つるし上げ音声”を公開している。
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