2人に金を貸して”飛ばれた”人のLINEグループが結成される
「かんなと彩斗はグルになっていろんな人から金を借りてました。出産祝い金が会社からもらえるからその前に金を貸してほしいとかんなに言われ、春ごろにPayPayで数万貸しました。全然返してくれないので彩斗にかんなの父親の携帯番号を教えてもらったのですが、実はこれは彩斗の番号で、父親のフリをして私とやり取りをしていただけでした。
ほかにも『金が返ってこない』と怒っている知り合いも多くて、2人の“被害者の会”というLINEグループが結成されたほどです」(同前)
A子さんの周囲では数千円から十数万単位の金を貸したまま2人に“飛ばれた”人が数多くいるという。
エスカレートする共依存、手元不如意の生活に追い詰められた挙げ句、生後間もない女児を燃やすに至ったのだろうか――。
「赤ちゃんに愛着を持っていたのは事実だと思う」
事件が発覚した翌日の28日早朝、A子さんの元に次のようなLINEが届く。以降、浅沼容疑者から連絡はない。
〈ごめんなかなか連絡できる状況じゃなくて。とりあえずまとまったお金用意してそのままここ逃げたいの〉
A子さんはこう悔やむ。
「かんなはいろんな嘘はついていたと思います。ですが、おなかの中にいた赤ちゃんに愛着を持っていたのは事実だと思うんです。事件を知り“何でそんなことしたんだろう”という気持ちです。相談してほしかったし、赤ちゃんが生きていたならわたしのところまで逃げてきてほしかった」
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