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《神戸6歳男児遺体》「女子生徒の血で踊り場が真っ赤に…」周囲も恐れる“キケンな家族”逮捕の“4きょうだい”次男が学校で起こした凶悪事件とは【虐待の連鎖の果ての悲劇】

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「このあたりは有名なブラックバスの釣りスポットで、ほとんど釣り人しか来ない場所。ここに来る途中も田んぼの間を農道が走っているだけで、スーツケースをひいていたら目立つと思う。どうして明るい時間に4人もそろって運んでたんだろうね」

 容疑者4きょうだいの自宅近くの防犯カメラには、19日午後5時頃に4人の人物が大きなスーツケースを遺体発見現場のほうへ運ぶ姿が映っていた。警察は映像を入手し、事件との関連を調べている。

防犯カメラに写っていた、4きょうだいと思われる映像。スーツケースも確認できる Ⓒ時事通信/住民提供

 約70平方メートルの賃貸マンションで家族6人暮らしだったという穂坂一家だが、その奇妙な様子は近隣住民にたびたび目撃されていた。近隣に住む高齢女性は、修くんに対する“虐待”を思わせる光景を目撃したという。

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我が子にリードをつけて「ペットあつかい」

「修くんとお母さん(沙喜容疑者)が散歩をしているところを見たことがありますが、その時、修くんの首には犬のリードが巻かれていました。ペットじゃあるまいし、自分の子供にそんなことをするなんて考えられませんが、それでも修くんは泣き叫んだりせず大人しくお母さんに従っていました」

修くんをペット扱いし、激しく怒鳴っている姿も目撃されていた沙喜容疑者(FNNプライムオンラインより)

 事件の前、4月20日には修くんが通っていた保育園が修くんの体にあざがあるのを見つけ、区役所に通報している。しかし、修くんの保護には至らず、今回の悲劇が起こってしまった。

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