この“告発騒動”から1カ月も経たずに発表された早川の卒業に対して、ファンからは「無理やり卒業させられたに違いない!」など様々な憶測が飛び交った。しかし、早川が乃木坂を卒業すること自体は騒動前からの既定路線だったという。
「発表こそされていなかったものの、早川の卒業自体はかなり前から決まっていました。つまり“告発したから卒業になった”というより、“卒業が決まっていたので告発に踏み切れた”という方が現実に近い。
早川と運営スタッフが口論になっている場面が目撃されるなど、信頼関係は崩れていました。それで運営サイドは早川を“精神的に不安定な子”と認識していた。そして本格的に早川の卒業という話が出てきたのは、1年前の“あの事件”がきっかけでした」(同前)
乃木坂グループの関係者が顔をしかめる“事件”は、早川が2022年6月から出演していたミュージカル「CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~」で起きた。
舞台から早川の泣き声、開演後も止まず…
「2022年6月24日の昼公演でのことです。開演直前なのに、幕の中から早川の泣き声が客席まで聞こえていたんです。舞台が始まっても、早川は泣きながら歌っていました。その後にいきなり幕が降りて、会場の電気がついて芝居がストップ。その日は再開されることなく中止になりました。結局、早川は千秋楽まで休演となりました」(アイドル誌ライター)
早川はその後、2022年7月から体調不良を理由に芸能活動を3カ月ものあいだ休止している。舞台が中止になるという前代未聞の事件はなぜ起きたのか、舞台関係者が声を潜める。
「早川は稽古中から男性共演者の1人と親密になり、その男性の楽屋に毎日入り浸っていました。周囲からは『意識が低くないか?』と不満が上がっていました。見かねた制作サイドが、感染対策という名目で他のキャストの楽屋への出入りを控えるようにと24日にアナウンスを出した。その当日に、早川の号泣事件が起きたんです。早川はその男性共演者へ好意を抱いていたんだと思います」