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「俺は一度出した金は二度と引っ込めねえ!」“薬物逮捕”永山絢斗、事務所スタッフを悩ませた2つの“悪癖”

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 五月雨の降りしきる中、1組の男女が縁結びに御利益があるという都内屈指のパワースポットに降り立った。彼らはハートのモチーフが施された神社の御本殿に歩み寄り、祈りを捧げる。

 その4日後、2人が半同棲生活を送っていた自宅に踏み込んだのは――。

永山絢斗

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永山の家に出入りしたことがある別の女性からの情報提供

 警視庁薬物銃器対策課が俳優・永山絢斗(けんと)(34)を大麻取締法違反容疑で逮捕したのは、6月16日未明のこと。社会部記者が解説する。

「前日夜、捜査員が永山の自宅を家宅捜索し、4月に大麻を所持した容疑で逮捕。さらにリビングにあったポーチの中からラップに包まれた乾燥大麻1グラムの他、吸引器具が見つかったため、16日午後に再逮捕した」

 逮捕が間近に迫った6月11日の午後5時過ぎ。緑色のトレーナーを着た永山が自宅からビニール傘を差して現れた。ライトブルーのTシャツ姿で約2メートル後ろを歩くのは交際相手のモデルA子(25)。2人は駅前の中東料理店に入ると、異国情緒溢れる店内でカレーを頬張る。1時間15分後、家路に向かう途中で冒頭のようにお参りを済ませ、自宅に戻ったのだった。

食事後、神社の境内をA子と歩く

「ガサ入れの瞬間、自宅にはA子がいました。『(永山が)自宅に大麻を隠し持っている』という情報が捜査当局に持ち込まれたのは今年1月のこと。彼の家に出入りしたことがある別の女性からの情報提供でした」(捜査関係者)