Amazonから新型タブレット「Fire Max 11」が登場しました。ベンチマークテストではこれまでの最上位モデル「Fire HD 10 Plus」の約2倍のスコアを叩き出すなど、従来の「安いけど性能はいまいち」というFireのイメージを大きく覆す一品で、さらにスタイラスやキーボードも使えるなど、電子書籍や動画、ゲームにとどまらず幅広く使える汎用性の高さが特徴です。
その一方で、iOSやAndroidとは異なる、Fireならではのちょっと気になるところも、依然として存在するのは事実で、iPadなどの代替として購入するのであれば、そうした点はぜひ事前に知っておきたいところ。今回は、そんな「Fire Max 11」という製品を手っ取り早く理解するために、よいところとそうでないところ、合わせて9つをピックアップして紹介します。
よいところ1:動きが速い
これまでのFireタブレットと言えば、価格こそリーズナブルながら、ハードウェアのスペックは決して高くなかったため、動きはややもっさりとしており、特にアプリの起動や切り替えといった操作では、その遅さにイライラさせられることもしばしばでした。
今回のFire Max 11は、ベンチマークで従来の最上位モデル「Fire HD 10 Plus」の約2倍のスコアを誇るなど高性能で、きびきびと動作します。従来モデルに比べて価格は約1万円ほど高価なものの、操作のストレスの少なさを考えれば、それだけの価値はじゅうぶんにあります。
よいところ2:ボディが薄くスタイリッシュに
従来のFireタブレットは、競合のタブレットと比べてボディに厚みがあるほか、樹脂製のボディゆえほんの少し擦っただけで摩擦の跡がついてしまったりと、チープな印象は否めませんでした。
本製品はボディに樹脂ではなくアルミを採用し、厚みも7.5mmと、iPad(7.0mm)と変わらない薄さになりました。そのぶんツルツル滑りやすいという弊害もなくはないのですが、ベゼルの幅も狭くなり、見るからにスタイリッシュな外観になったのは大きな進化と言えます。