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プライムデーまでに知っておきたいAmazon「Fire Max 11」9つの“よいところ・いまいちなところ”

プライムデーまでに知っておきたいAmazon「Fire Max 11」9つの“よいところ・いまいちなところ”

2023/07/07
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いまいちなところ3:イヤホンジャックがなくなった

 Fireタブレットはイヤホンジャックやメモリカードスロットなど、古いインターフェイスには比較的好意的なスタンスを保ってきましたが、本製品は従来まで欠かさず搭載されていたイヤホンジャックが省かれてしまっています。

 これはボディが7.5mmに薄型化されたことで、物理的に搭載しにくくなったことが主な理由と見られますが、とはいえ本製品より薄いデバイスでの搭載事例はないわけではなく、ここにきて方針が微妙に変化したことをうかがわせます。Bluetoothイヤホンが苦手で、イヤホンジャックのあるデバイスをこだわって使い続けている人にとっては、痛手と言えそうです。

ボタンやポート類が集中する右側面。これまでのモデルにはあった3.5mmのイヤホンジャックはどこにもありません

いまいちなところ4:従来モデルに比べると高価

 本製品の実売価格は34,980円(容量64GBモデル)。本製品が登場するまでの最上位モデルであるFire HD 10 Plusは22,980円(容量32GBモデル)だったため、実売価格は容量を考慮すると実質1万円ほど高くなったことになります。

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 ここまで見てきた性能や機能の追加を考えると妥当な値上げ幅で、むしろタブレット全般の価格が上昇していることを考えるとこれでもオトクなのですが、3万円台という大台に乗ったことで、従来ほど気軽に買える存在ではなくなったのは事実です。購入を考えているのであれば、プライムデーなどAmazonが開催するセールをうまく活用したいところです。

プライムデーまでに知っておきたいAmazon「Fire Max 11」9つの“よいところ・いまいちなところ”

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