「なんで帰ったの？」1週間後、ジャニー氏から電話が
「え？ と。何も言えない状態で固まってしまった。そこから局部に手が伸びたんです。下着の上から。それをつかんで、撫でるっていうんですか、ずっと。何分経ったかわからないけど、スッと起き上がって、無言で出て行ったんですよ」
翌日、会場でK氏はジャニー氏から2000円を渡されたという。その後、一人で放置されたため帰宅すると、1週間後、ジャニー氏から電話があった。「なんで帰ったの？」。冷たい声だった。その後、連絡はこなかった。
ジャニーズ事務所にK氏の被害やジュリー氏らがその場にいたかどうかについて尋ねたが、回答は無かった。
このほか、7月5日（水）12時配信の「週刊文春 電子版」および7月6日（木）発売の「週刊文春」では、ホテルで被害を受けた元ジュニアL氏・M氏の事例、23人の被害証言からわかる性加害の異常な現実、23人の被害者リスト、ジャニーズ事務所が設置した「心のケア相談窓口」の杜撰な実態などについて詳報している。
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ジャニーズ「23人の性被害調書」 40年にわたって性加害を許してきた事務所の責任と“心のケア”の欺瞞
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