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「悪目立ちしていた」小誌カメラマンが捉えた、安倍元首相献花台に“銃のようなもの”を持ちこんだ男、確保の瞬間

「悪目立ちしていた」小誌カメラマンが捉えた、安倍元首相献花台に“銃のようなもの”を持ちこんだ男、確保の瞬間

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 安倍晋三元首相が選挙演説中に銃撃され死亡したあの日から1年。7月8日午前11時、東京の増上寺にて一周忌の法要が執り行われた。岸田文雄首相の他、歴代の首相経験者や安倍派の国会議員、経済界の関係者らが参列。場所を変えて行われた直会(なおらい)では、昭恵夫人があいさつを行った。

法要後、有志の「安倍晋三元総理の志を継承する集い」で話す昭恵夫人/写真提供 時事通信

「会場には7人掛けの丸テーブルが20個程用意され、出席者は約200人。昭恵夫人はその一人ひとりに頭を下げ、感謝の言葉を掛けて回っていました。気丈に振る舞ってはいるものの『主人と過ごした日々を一日一日思い出す余裕ができて、今は涙が出る』と話すなど、まだ深い悲しみの中にいるようでしたね。皆が神妙な面持ちで、中でも口を真一文字に結んだ麻生太郎氏の表情が印象的だった。会は終始しんみりとした空気で進行していました」(出席者)

安倍派の議員が参列者に頭を下げた/撮影 三宅史郎

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 同じく増上寺にて11時50分から始まった一般献花には約5000人が参列。気温30度の暑さの中、手荷物検査を受けると献花台へと進み、花束を手向けていた。

撮影 三宅史郎