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「悪目立ちしていた」小誌カメラマンが捉えた、安倍元首相献花台に“銃のようなもの”を持ちこんだ男、確保の瞬間

「悪目立ちしていた」小誌カメラマンが捉えた、安倍元首相献花台に“銃のようなもの”を持ちこんだ男、確保の瞬間

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黙とうの直後に「爆弾!」と怒号が…

 終始“静”かな追悼の空気が漂った東京とは対照的に騒がしい“動”きを見せたのが銃撃現場である奈良の近鉄大和西大寺駅前。黙祷が行われた午前11時半頃、事件は起きた。手製銃のような不審物を持った男が、献花などの儀式を妨害した疑いで逮捕されたのだ。

撮影 吉田暁史

 目撃者が話す。

「『爆弾!』といった怒号が聞こえ、自民党の職員と警察官らが男を取り押さえたんです。安倍元首相の写真が入ったTシャツを着て山上徹也被告が使用した手製の銃を模した物体や『No Cult』と書かれたうちわを持っていた4人組のうちの1人で、騒動前から悪目立ちしていました。『普通にデモをしても意味がないから』といった趣旨のことを話していましたね」

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撮影 吉田暁史

 在職時代、常にその動静が取り沙汰されてきた安倍元首相。1年が経った今なお、銃撃事件の残響は続いている。

撮影 吉田暁史
「悪目立ちしていた」小誌カメラマンが捉えた、安倍元首相献花台に“銃のようなもの”を持ちこんだ男、確保の瞬間

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