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下を向いていた二ドラ被告が突然顔を上げ…
そんなニドラ被告が、比較的はっきりとした口調で、言葉を多く発したのが、裁判官が『誰から覚醒剤をもらったのか』という質問をした時だったという。
裁判官 誰から覚醒剤をもらったのか?
(それまで下を向いていた被告が突然、顔を上げて)
被告 廃院した精神科クリニックの助手からもらった。
裁判官 他にはいませんか?
被告 元セクシー女優です。
裁判官 そのセクシー女優とはどんな方ですか?
被告 A(実際には地名を挙げて)のキャバクラで現在は働いている。
前出の傍聴した男性が続ける。
「業界関係者が聞けばピンと来る名前」
「具体的に、そのセクシー女優の名前は挙げませんでしたが、業界関係者が聞けば、すぐにピンときたと思います。本当にそのセクシー女優から覚醒剤をもらったかどうかはわかりませんが、いずれにせよ濱口被告は『自分の罪が少しでも軽くなるのではないか』と思って、突然そんな告白をしたのではないかと思いました」
こうして、裁判でもラップ同様「何を言っているのかわからない」発言を繰り返したニドラ被告には「懲役2年、執行猶予3年」の判決が下ったのだった。
ニドラ被告はいまは地元・兵庫に戻り、家族と一緒に新たな生活を始めたという。クスリを断ち切り、再び彼が斬新なパフォーマンスを披露する日は来るのだろうか?
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