「わーって怒鳴られるんで(笑)」

――〈うちの父って反社みたいな人間なので〉とは?

「いやいや、うちの父が怒ったら、わーと怒る人なんで……。ていう話だけです」

――反社会的勢力とかかわりがあるという意味では?

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「じゃあないです」

――怒ると手が付けられないと。

「そうそうそうそうそう! それを言っているんですよ。Bさんがうちの父に取り立てに行くって話をしたんで。それはやめたほうがいいよっていう注意喚起をして。怒ったら怖いという話だけ。これ以上、事が大きくならないために、お金の件だったら解決しようと、BさんにDさんを通じて連絡をした形。僕は穏便にしたい」

“身を切る改革”を掲げる吉村洋文知事 ©時事通信社

――実際、お父さんは怖い?

「いや、僕も、僕も怖いです(笑)。 わーって怒鳴られるんで(笑)」

――A氏やB氏のプロフィールをX氏に送っているが、連れ去りを指示した?

「指示したとか、指示してないとかじゃなくて、どういう人間やねん?ということなので、こういう人間ですと。指示したわけではない」

――〈この人がいくかもしれない〉と。Xさんはどういう人?

「わからないんですよ。僕も。色んな選挙の時に来たりするおっちゃんです。(B氏の家に)行くかもしれないんで、だから僕も注意喚起のために送ったんですよ。Dさんに。気を付けてくださいね、僕は関係ないですよ、というために送ったんですよ。市議会の維新幹事長も知っている人なんで相談して、Xさんに首突っ込まないように言ってもらった」

――連れ去りが実行されたら犯罪では?

「そうなんですよ。ほんまに。だからやめてほしいですよね。僕も。Bさんに恨みはないので」

 日本維新の会を巡っては、2023年4月の統一地方選の結果、全国で700名以上の地方議員や首長を抱えるなど躍進が続いている一方、所属議員のハラスメント問題が相次いで発覚するなど、ガバナンスやコンプライアンス面での不安が指摘されてきた。工事費の未払い疑惑をはじめ、立て続けに問題が浮上している森氏についても今後、党としてどのような対応をとるのか注目される。

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最初から記事を読む 「居酒屋の分は支払っているから土下座しろ」維新新人市議が下請け業者と工事未払いトラブル 「訴えるで」LINE入手