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「私、表現の自由賛同派なんで」

――〈(元えびぴらふ)天使ちゃん〉のアカウントで写真の投稿、販売を?

「あ~、ファンから『売ってほしい』って希望を頂き、『いいかな』と思ったんです。私、表現の自由賛同派なんで、自分らしく生きる意味でいいのかなって。でも今、党に(販売の)活動を止められちゃいました」

――どれくらい稼いだ? 

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「そんなに高く売ってないですね、全然ですよ。数枚を1000円からとかです。党に止められたので、実際売れたのは3人くらいですから。(合計)数千円とか」

――維新もこうした活動は知っていたのでは?

「維新は全部把握してなかったと思うので。N党は自由だったので。基本的に問題ないことならやっていいってことだったんですけど。やっぱりこの大きな党に所属させて頂いたので、ちょっと行動を慎まなきゃいけないかな~と思いました」

 取材から約4時間後の7月16日夜9時半頃、佐藤氏は以下のようにツイッターで謝罪した。

〈先に謝罪しておきます。自分の個人の活動にて露出高めの写真を販売したり、グラビアを出したり一昨年くらいにも露出高めな格好で格闘技に出演したり水着やドレスを着て配信等を行なっておりました。露出については様々なご意見があり今後は慎むべきなのかもしれません〉

謝罪のコメント(佐藤氏のツイッターより)

 2日後の7月18日、日本維新の会埼玉県総支部は、次期選挙で佐藤氏を非公認とする処分を発表。理由は、〈入党時の各種申請書に記載がない公務外の業務に従事しており、入党後も当総支部への報告を行うことのないまま継続していることが判明したため〉というものだった。

 7月19日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および7月20日(木)発売の「週刊文春」では、佐藤氏が〈天使ちゃん〉アカウントで投稿していたツイートや露出が目立つ写真の詳細、配信サイト上での写真販売に関する発言、佐藤氏との約20分に及ぶ一問一答などについても取り上げている。

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