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KAT-TUN時代にも雀荘に通っていたが「全然バレませんね」プロ雀士・田口淳之介(37)が麻雀を始めたのは「15歳ぐらいの時」だった

田口淳之介さんインタビュー#1

2023/08/10
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 アイドルグループ「KAT-TUN」の元メンバーで、現在は芸能活動のほか、事業家としての一面を持つ田口淳之介さん(37)。昨年3月には「日本プロ麻雀協会」21期前期生プロテストに合格し、現在はプロ雀士としても活動している。実はアイドル時代から雀荘に通っていたという田口さんに麻雀との出会いから、目標であるMリーガーへの思いを聞いた。(全2回の1回目/続きを読む)

©︎石川啓次/文藝春秋

KAT-TUNでバリバリの時から雀荘へ

――田口さんは2022年3月にプロテストに合格しプロ雀士となりました。そもそも麻雀をやり始めたのはいつ頃だったんですか。

田口 15歳ぐらいの時です。今みたいにアプリなんていう時代じゃなく、パソコンの中に入ってる、コンピューターと対戦する麻雀ソフトをたまたまやってみたら、 難しくて。そこからスタートして、井出洋介先生の「東大式麻雀」を読んで勉強しだしたのがきっかけですね。そのあとは家族麻雀で、実際に囲んでやっていました。本格的に全自動雀卓で打ち始めたのが20歳ぐらい。雀荘に友達とセットでよく打ちに行ってました。

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――雀荘で田口さんだってバレませんか。

田口 全然バレませんね。KAT-TUNで現役バリバリの時なんですけど、案外帽子しっかり被ったりとかしてたら気づかれることはなかったです。やっぱり雀荘に来る人って本当に麻雀好きな人で、あんまりテレビとか見ない人が多い。

©︎石川啓次/文藝春秋

 自宅にも全自動雀卓があったんですが、雀荘が一番楽なんですよ。飲み物を取りに行ったりとかめんどくさい。雀荘なら呼べば、持ってきてくれるし、雀荘飯ってけっこう美味しいじゃないですか。

麻雀を通じ、俳優やお笑い芸人との付き合いも増えた

――同じ芸能人の方と打ったりとかはどうですか。

田口 そうですね。相手に迷惑かけたら嫌なんで名前は出せないですが打ってました。サイバーエージェントの藤田さん(藤田晋社長)は、僕が麻雀を打っているとツイッターで発信していたら、面識はなかったんですが、いきなりDMで「麻雀打たれるんですか? 一緒に打ちましょう」って誘ってもらいました。その時は藤田さんのご自宅で、滝沢和典プロ、鈴木たろうさんというMリーガーの方を呼んでいただいて、4人で打ちました。

 そこから藤田さんが開催していた著名人による「オールスターリーグ」などに呼んでもらって、俳優さんやお笑い芸人さんなどとの付き合いも増えました。

©︎石川啓次/文藝春秋

――椿彩奈さんに麻雀のお話を聞いた際、田口さんのお名前も出ていたのですが、お知り合いになったのはそのあたりですか。

田口 同じぐらいのタイミングです。もともと共通の知り合いも多かったんですよ。麻雀プロになる際も椿さんに相談しました。椿さんは日本プロ麻雀協会で1期先輩にあたります。麻雀プロを目指すとき、5団体もあるのでどこがいいかなと思ってたんですが、椿さんから勧誘を受けました。Mリーグにルールが近いこともあって、協会に入っています。

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