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KAT-TUN時代にも雀荘に通っていたが「全然バレませんね」プロ雀士・田口淳之介(37)が麻雀を始めたのは「15歳ぐらいの時」だった

田口淳之介さんインタビュー#1

2023/08/10
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「女性がすごく多い」麻雀をめぐる現在の環境

――Mリーグの登場で麻雀をめぐる環境も変わったと思いますが、そこは感じていますか。

田口 そうですね。Mリーグができたことで、メンタルスポーツという面に焦点が当たりましたし、実際に女性のファンも増えました。渋谷にある「麻雀オクタゴン」にゲストで入りますが、女性がすごく多い。20歳くらいの方から60代ぐらいのお姉さま方まで打っています。

 新橋の「ベルバード」は初心者向けの雀荘になっていて、オフ会のようなたくさんのプロ雀士と打つ大会が開催されたときには毎回50人くらいが集まって、一緒に写真を撮ったりしています。なので、麻雀も一種のエンターテイメント化されてるなと思います。タバコをプカプカとふかして殺伐とした雰囲気というのは今はないですね。

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©︎石川啓次/文藝春秋

「ジャパンオープンポーカーツアー」の大会公式パートナーに

――田口さんは麻雀以外にもポーカーにも積極的に取り組んでいますね。

田口 先日発表になったんですが、日本最大のポーカーイベント「ジャパンオープンポーカーツアー」の大会公式パートナーに就任しました。

 ポーカーを本格的に始めたのは1年半前です。椿さんがポーカーの配信番組のMCをしているので「会場でポーカーをやってみたい」と相談したら、連れて行ってくれて。実際にトランプやチップを持ってプレーをしたときにめちゃくちゃ面白かったんです。ルール的にも、麻雀と似ているメンタルスポーツなので、すぐにハマって。それからは毎日のように麻雀とポーカーをずっとやっています。

――ポーカーはブラフも必要ですし、役者経験で磨いた演技力が使えそうですね。

田口 いやあ、プロポーカープレイヤーのななちゃらと同卓したときに、俺を見て笑ってるので「なんで笑ってんの?」って言ったら、ポーカーではプレイ中の癖をテルというんですけど「テルがめちゃくちゃ出てるんだもん」と言われて。もろに癖が出ていたみたいです。だから、なるべく大きいトーナメントでは癖が出ないようにしたいなとは思っています。

――日本国内でもポーカーの人気が高まっています。

田口 ポーカーについては、熱狂的なムーブメントが来ていると思います。先日、田村淳さんのYouTubeにお邪魔させていただいたんですけれども、田村さんの事務所にもポーカーテーブルが置いてありました。

 僕のファン向けの麻雀教室でもこの間、ポーカー教室をやったら凄く楽しんでいただけたので、今後は麻雀だけでなくポーカーの普及活動も担っていけたらいいなと思っています。(#2に続く)

©︎石川啓次/文藝春秋
KAT-TUN時代にも雀荘に通っていたが「全然バレませんね」プロ雀士・田口淳之介(37)が麻雀を始めたのは「15歳ぐらいの時」だった

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