――バブルスーツやボディコンを着て、どんな場所に行くのでしょう。
阪田 いろいろ行きますが……やっぱり純喫茶や、昔ながらの商店街は好きですね。あとはカラオケにもよく行きます。
最近は、昭和好きの友達と一緒にバブルスーツやボディコンを着て、昭和歌謡しばりのカラオケをするのにハマっているんですよ。中森明菜さん、山口百恵さん、工藤静香さん、おニャン子クラブさんを歌ったり、ボディコンにハイヒールを合わせてピンク・レディーさんを歌いながら気持ちをあげてます!
ただ、お母さんとお出かけするときは流行りの服を着て、流行りのカフェに行くことが多いですね。
――お母さまと一緒のときは、昭和っぽさを抑えているのですね。
阪田 お母さんは昭和生まれだけど、インスタ映えするおしゃれなカフェとか、韓流アイドルとか、流行りのものが好きで、私と趣味が真逆なんです。「娘と一緒におしゃれなカフェに行くのが夢だったのに、マリンが行くのは純喫茶ばっかり!」と愚痴られたこともあるので、一緒に出かけるときは話題のスポットやカフェへ行くようにしています(笑)。
――お母さまは阪田さんの「昭和好き」をどう見ているのですか?
阪田 最初に私が昭和にハマったときは、「時代錯誤で恥ずかしい」と否定的でした。でも、今は応援してくれていますよ。
昭和っぽさを出す秘訣は「写ルンです」と「ヤンキーピース」
――阪田さんはファッションだけでなく、写真の雰囲気も昭和っぽいですよね。どうやって撮影しているのですか?
阪田 インスタントカメラの「写ルンです」で撮影しています。写真屋さんに持っていくとフィルムを現像してくれるだけでなく、オプションでダウンロード用のQRコードももらえるので、SNSにも気軽に投稿できるんです。
あと、屋内でも屋外でも、撮影するときに必ずフラッシュを焚いています。
また、普段撮影するときよりも“近め”で撮ったり、昭和の女性がよくやっていた、人差し指と中指をぴったりくっつける「ヤンキーピース」をして撮影するとレトロ感が出るんです。