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「嫁が入浴中のお風呂に義父が侵入未遂」義実家で限界を迎え夫に相談した妻が言われた信じられない言葉

source : 提携メディア

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そんなR奈さんが食事にこだわりはじめたのは1年前のことだった。「娘の肌のトラブルをクリニックに相談したところ、食生活の改善をすすめられたんです。シミひとつないピカピカの肌をした女医さんからの『娘さんの肌が変わるだけでなく、お母さんも体の内側からキレイになって、若見えが叶いますよ』という言葉には説得力がありすぎました」。

その日からR奈さんと娘さんの食生活は一変。「食材はすべて化学肥料や農薬を一切使わないオーガニック食品をお取り寄せで調達。肉は大豆で作られたものを食べ、小麦もカット。油にもこだわって毎日料理をし、外食は控えるようになりました」。夫も朝だけはオーガニックの食事に付き合うものの、「昼と夜は外で好きなものを食べたい」と妻子とは完全に異なる食生活になったという。

こだわり抜いた食生活を続けるうえで問題になったのは、義母がひとりで暮らす夫の実家への帰省だった。

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朝はドーナツ、昼はフードコート、夜はファミレス…

「前回、急な仕事が入った夫は留守番となり、娘と二人で夫の実家に帰った時は最悪でした。料理が不得意なことに加え、『年のせいか料理をするのが面倒になったわ』と居直る義母と行動をともにしたところ、朝はドーナッツショップ、昼はショッピングモールのフードコート、夜はファミレスとチェーン店系での外食三昧。2日目を迎えた時点で、食事を前にすると頭痛がするようでした」

ところがR奈さんの不調をよそに、義母と娘はご機嫌だった。「いつも薄味の私の料理に慣れていたせいか、娘には外食の味が刺激的だったようで『おいしい、おいしい』と目を輝かせながら大はしゃぎ。調子に乗った義母も、『もっとたくさん食べなさい』などと次から次へと娘にジャンクな味付けの食事を与えるんです」

自分の料理がまずいと非難されたように感じただけでなく、毎日続く外食への不満と罪悪感でいっぱいになったR奈さんは夫に電話して窮状を訴えた。すると、いつも優しい夫が珍しく不機嫌さを前面に出して対応してきたとのこと。