俳優の蒼井優がきょう8月17日、38歳の誕生日を迎えた。私生活では2019年に芸人の山里亮太(南海キャンディーズ)と結婚し、昨年、第1子を出産した。そのためここしばらく芸能活動を休止していたが、この10月スタートのNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』への出演が決まっており、趣里演じるヒロインが憧れる歌劇団のトップスターを演じる。

 本格復帰を前に今夏、新たにイメージキャラクターに起用された江崎グリコ「カフェオーレ」のCMの放送が始まったほか、夫・山里亮太を主人公のひとりに据えたドラマ『だが、情熱はある』の最終回では、2人の結婚を伝えるスポーツ新聞の写真に、劇中で山里を演じた森本慎太郎(SixTONES)と蒼井本人が写っているという形でサプライズ出演した。

©時事通信社

「結婚は私に向いてない」と語っていたが…

 結婚発表時には異色のカップルとあって世間を驚かせたが、その2年前の雑誌での対談で蒼井は自らの結婚観についてこんなふうに話していた。

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《結婚は私に向いてないし、そもそも結婚したいと思うこと自体、私がこの世界に入って「女優になりたい」って口が裂けても言えなかったのと同じように、身の程知らずだと思われるんじゃないかと。自分の自我が邪魔していたんです。でも最近は、結婚っていいんじゃないかなと思い始めていて》(『岡村靖幸 結婚への道 迷宮篇』マガジンハウス、2018年)

©文藝春秋

 ちなみにそのとき、「こんな人と、というイメージはあります?」と対談相手のミュージシャンの岡村靖幸に問われた彼女は、《私に期待しないでくれる人、私に対してあきらめをもちながら楽しんでくれる人、ただただボーッといられる人。そういう人がいい。自分というものを30を越えてようやく理解しはじめたときに、そう思うようになったんです》と答えている。

 上に引用した発言では、「この世界に入って『女優になりたい』って口が裂けても言えなかった」というのも気になる。