イーロン・マスク氏が「X」(旧ツイッター)上でブロック機能(特定のアカウントによる閲覧などを制限)をやめる方針を明らかにした。
この話題をスポーツ新聞はどう報じたか?(8月20日)
『X ブロック機能廃止へ 河野デジタル相困る?』(スポーツ報知)
『どうする?「ブロック太郎」』(日刊スポーツ)
ブロックを“愛用”する河野太郎デジタル相について心配していたのだ。スポーツ紙のいじわる……。
話はここからが本番です。今回は「河野太郎氏の話のすり替え」についてです。いろいろつながっていることに改めて気づきました。
なぜブロックを多用するのか
河野氏はなぜブロックを多用するか聞かれて「誹謗中傷するような人は遠慮なくブロックさせていただいている」と以前に説明していた。しかしこれはすり替えで、河野氏はエゴサーチして自分への「論評」「批評」者もわざわざ探し出してブロックしているのだ。
政治家の「エゴサブロック」はとても怖い問題だ。私的なつぶやきだけでなく政治的、公的な情報も発信する場合、論評する人もブロックしてしまうとどうなるか。政治家が自分に都合の良い空間をつくり、情報発信できてしまう怖さがある。
それなのに河野氏はあたかもブロックした人すべてが誹謗中傷しているかのように話をすり替えているのだ。本当に誹謗中傷に困っている人がいるのに平然と。保険証のなりすまし問題を思い出します。
河野氏の「話のすり替え」というキーワード、実はほかにも繋がっています。