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『慶応OBも大コーフン』(夕刊フジ8月23日付)

 慶応出身の各局キャスター達が興奮する声を伝えているのだが、

《在京テレビ局は慶応出身者が多く、慶応応援ムードが強い。SNSでは「仙台育英がんばれって思ってしまう」との声もあった。》

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 テレビが慶応にやさしい理由がわかった!?

「美白」でも注目を集めた、慶應・丸田湊斗選手 ©時事通信社

球児より興奮する人たち

 こんな騒動もあったらしい。

『慶応OB井上貴博アナの「仙台育英なめんなよ」発言が物議「球児の身になって」の声』(東スポWEB8月26日)

 慶応高校野球部出身のTBS井上貴博アナウンサーが決勝での仙台育英の外野フライ落球に関して、

「仙台育英の選手がやるのは珍しいけど、大応援団の声で選手の声がかき消されたと。仙台育英なめんなよ!」

「どんな高いレベルで練習してきているか。大事な大会で声が聞こえないのは当たり前なんですよね。それをこうやって彼らは練習してきて。仙台育英に失礼だよね」

 と述べたことがネットで「エラーに繋がった球児の気持ちになって」「それを言っていいのは仙台育英サイドの人間だけ」などの声が寄せられたという。

 昔から高校野球は選手よりもグランドの外にいるおじさんが興奮したり怒ったりはしゃぐのが特徴だが、慶応が優勝してもここは変わりなさそう。

阪神ファンの行動が問題に

 一方、「応援の力」で言うとプロ野球で阪神と広島が好調なのは先述したが、この夏は一部の阪神ファンの行動も報じられていた。