日常的に「もう少しどうにかならないのか」と思うことが多い昨今ですが、いかがお過ごしでしょうか。私も子供のころから「お前、なんだその態度は」という理不尽な怒られ方をしてきた身として、いつも「人を態度で判断するな、お前が死ね」と思いながら生きてきた人生でありました。

プールでなぜか叱責されている次男

 拙宅山本家では三兄弟に水泳を習わせているのですが、当然教えてくれる内容は段階別になっています。最初は水泳にさほどの興味を持っていなかった三兄弟、なかなか上達しませんでした。しかし、クロールで25メートル泳げるようになり、水中で自分の身体がコントロールできるようになって、さらにプールの底に足がついて自在に動けるようになると、俄然やる気を出します。親子で練習を見学したりし、また本人たちも「もっとうまく泳ごう」という意欲が高くなってきたので、休みの日の空き時間に近くの千代田区民プールとかに練習に行きます。特に、次男坊が日ごろ練習している成果を段階アップ試験に活かそうと意気込んで、頑張ってバシャバシャやっとったわけですね。

夏はプールが最高ですが、千代田区民は困惑しています - やまもといちろう オフィシャルブログ
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 んで、いつもはクールな次男坊も、表にはあんまり意欲を出すタイプではないのですが根は真面目で、水泳にはとても前向きになっておりました。今回、段階アップ試験を受けるというので頑張って背泳ぎを練習して、難なく25メートル泳げるように「自主練」を積み重ね、家内に伴われていざ試験を受けにいきました。そんな丸い背中を見送るわたくし。

 ところが、観覧席から家内が様子を見ていたところ、一向に本人が試験を始める気配がない。他の子は、スイスイ泳いでいるところを、なぜか次男は先生に叱責されているようにも見える。厚いガラスの向こうのプールで何が起きているのか分かりません。