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京都の事件もSNSの闇バイトで知り合った人間による犯行
転機は、京都での叩き(強盗)だった。事件は昨年5月2日、京都市内の貴金属店で起きた。店に押し入った男女2人組がロレックスなど高級腕時計41本を強奪して逃走。被害総額は約7000万円に及んだ。
「Aは以前、『叩きをやったんですけど、大変でしたよ。ま、成功しましたけどね』と自慢げに言っていた」(X)
京都の事件もSNSの闇バイトで知り合った人間による犯行。事件には解明されていない背景があり、捜査は今も継続されている。警察庁関係者が明かす。
Xは「3、4日後に、東京で叩きが起きますよ」と事件を予告
「実行犯のリーダー役だった男とテレグラムでやりとりしていた指示役が『ルフィ』。盗品の処分過程には同じ漫画のキャラの『サンジ』や『ゾロ』など、別の指示役も登場する」
指示役の男のことだけではなく、事件の際の“コードネーム”まで知るXとは何者か。実はこの人物、狛江の事件が起きる3日前に「3、4日後に、東京で叩きが起きますよ」と小誌記者に予告をしていた人物だった――。
このほか、1月25日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および1月26日(木)発売の「週刊文春」では、事件を“予告”していたXの正体、“黒幕”である指示役Aの人物像、連続強盗事件の犯行グループの巧妙な手口、強盗で得た金の指示役と実行犯それぞれの取り分、実行犯が指示役に逆らえない理由、強盗から家を守る“3つの掟”などを、詳報している。