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隣室がホストの寮。朝方の騒音に悩まされた

 マンションやアパートなどの集合住宅では、しばしばトラブルの火種となる“騒音”。実際に集合住宅に住んでいる人たちに話を聞くと、大なり小なり隣人が立てる音に悩んだ経験がある、と答えた。

「上の部屋には3人家族が住んでいるのですが、ときどき、子どもの大きな声に驚かされます。子どもですから『仕方ない、元気がある証拠』とは思いつつも、『早く成長してもう少し落ち着いてくれないかな』と思ってしまうことも」(30代・飲食業・女性)

「若い頃に住んでいたマンションの隣室が、ホストの寮になっていました。女性を連れ込む様子などはありませんでしたが、いつも夜明け頃に帰宅するので物音で起こされるのがキツかったですね」(40代・出版業・男性)

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毎晩、隣の部屋から“最中の声”が丸聞こえ

 戸田達也さん(仮名・56歳)も、過去に住んでいた集合住宅で隣人の“とある騒音”に悩まされたひとり。

「当時住んでいた部屋の隣には女子大生が住んでいました。日中は問題ありませんでしたが、毎晩毎晩、恋人らしき男性がやって来てはセックスをするのが彼女の生活スタイルだったんです。アパートの壁が薄いうえに、壁を隔てて自分のベッドと隣室のベッドが隣り合っていたらしく“最中の声”も丸聞こえ。自分が眠りに就く2時頃にソレがはじまるので、睡眠が妨害されてかなり迷惑でしたね」

 戸田さん自身、とても困っていたが「こんなこと、大家にどう説明したらいいんだ……」と悩んでいるうちに1カ月が経過。自室にいても休まらない日々が続いたという。