約30分にも及んだ小松からの暴行「半殺しにされました」
「ボコられることは想定していました。ただ、家族のことだけは守りたかったので『気が済むまで好きなようにしてください。でも妻や娘にだけは手を出さないでください』と懇願した。すると、小松は全力で殴りかかってきたのです」(A氏)
暴行は約30分にも及んだ。
「半殺しにされました。もうダメかと思った。殴る、蹴る、投げる……自分で立てなくなるまでボコボコにされ、頭やアゴにパンチがヒットして膝からガクッと落ちると、また髪の毛を掴んで無理やり立たせ、また殴る。これが繰り返されました」(同前)
その後、A氏はなんとか自力で逃げ出したが、
「病院に行き、全身打撲と診断されました。幸い骨折などはありませんでしたが、顔がパンパンで目の周りは真っ青。酷い脳震盪にも苦しみました。ただ、何らかのアクションを取った場合、小松からの報復が怖かった。なので、医師には誰にやられたのかも話さず、診断書も取らなかった。当然、傷害保険は一切下りませんでした」
コイツと関わると今度は家族が危ない──そう感じたA氏は、この一件以降、小松の呼び出しに一切応じることを止め、LINEや電話は無視。完全に関わりを断った。
「『無視してんじゃねえ!』と怒りのLINEが来ていました。妻には『俺がいない時に何かあったら警察を呼んでくれ』と言い含めていました。結局、縁は切れましたが、“またあいつがやって来るのではないか”という恐怖心はずっと心の片隅に残っています」(A氏)
“暴力衝動”を抑えきれない小松は、今回、ついに交際相手の命を奪ったのだった。
◆◆◆
「週刊文春」では、今回の事件について情報を募集しています。文春リークスまで情報をお寄せください。
文春リークス:https://bunshun.jp/list/leaks
次の記事に続く
〈柏24歳キャバ嬢暴行死〉逮捕の男(22)が右胸に刻み込んだ“13歳で先輩を殺した日”タトゥー 金属製の松葉づえで頭や腹などを複数回殴打し……「俺に楯突くとこうなるんだ」《腕の刺青写真》