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約30分にも及んだ小松からの暴行「半殺しにされました」

「ボコられることは想定していました。ただ、家族のことだけは守りたかったので『気が済むまで好きなようにしてください。でも妻や娘にだけは手を出さないでください』と懇願した。すると、小松は全力で殴りかかってきたのです」(A氏)

小松容疑者(A氏提供)

 暴行は約30分にも及んだ。

「半殺しにされました。もうダメかと思った。殴る、蹴る、投げる……自分で立てなくなるまでボコボコにされ、頭やアゴにパンチがヒットして膝からガクッと落ちると、また髪の毛を掴んで無理やり立たせ、また殴る。これが繰り返されました」(同前)

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 その後、A氏はなんとか自力で逃げ出したが、

「病院に行き、全身打撲と診断されました。幸い骨折などはありませんでしたが、顔がパンパンで目の周りは真っ青。酷い脳震盪にも苦しみました。ただ、何らかのアクションを取った場合、小松からの報復が怖かった。なので、医師には誰にやられたのかも話さず、診断書も取らなかった。当然、傷害保険は一切下りませんでした」

 コイツと関わると今度は家族が危ない──そう感じたA氏は、この一件以降、小松の呼び出しに一切応じることを止め、LINEや電話は無視。完全に関わりを断った。

亡くなった齋藤さん(Instagramより)

「『無視してんじゃねえ!』と怒りのLINEが来ていました。妻には『俺がいない時に何かあったら警察を呼んでくれ』と言い含めていました。結局、縁は切れましたが、“またあいつがやって来るのではないか”という恐怖心はずっと心の片隅に残っています」(A氏)

 “暴力衝動”を抑えきれない小松は、今回、ついに交際相手の命を奪ったのだった。

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文春リークス:https://bunshun.jp/list/leaks