「元々極度のアレルギー体質だった私は、自身のアレルギーが引きがねとなって尋常性白斑という病気を発症してしまいました」
9月1日、女優の奥菜恵(44)は自身のInstagramにそう綴り、「尋常性白斑」を発症していると公表した。
告白した病気「尋常性白斑」とは
日本皮膚科学会のホームページによると、尋常性白斑とは皮膚の基底層に分布するメラノサイト(色素細胞)が何らかの原因で減少・消失する後天性の病気とのこと。あのマイケル・ジャクソンが患っていたことでも知られている。
「奥菜さんは病気について、『身体の色素が抜けて徐々に広がっていく病気で、現在も進行中です』と説明。現段階では日常生活や仕事に支障が出るほどではないそうですが、治療しても白斑が消えない個所もあり、『いつまで表に立っていられるかも正直分かりません』とも明かしている」(スポーツ紙記者)
奥菜といえば、今年4月末に所属事務所を退所したばかり。退所を報告したInstagramの投稿には、新しい宣材写真とともに、「コロナ禍で私自身の価値観も大きく変わり、今後の人生を考えた時に私にはまだまだしたい事がたくさんある事に気が付きました」、「自分の会社でフリーとしてマイペースに活動して行きたい」と綴っていた。
「今思えば、病気のことがあるからこその決断だったのでしょう。奥菜さんは、診断を受けたのはコロナ禍の2、3年前で、これまで『このまま女優を続けて行けるのか悩み続ける日々でもありました』と語っている。芸能活動と治療を両立させていくために、働き方を考えた結果、独立という結論に至ったのではないか」(同前)
10代から世間を賑わせてきた奥菜の魔性
奥菜は1992年、13歳でドラマ『パ★テ★オ』で女優デビュー。翌年にオムニバスドラマ『If もしも』(フジテレビ系)の一作として放送された岩井俊二監督の『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』でヒロインを好演し、その大きくてまっすぐな瞳で世の男性の心を鷲掴みにした。
その後、『とっても母娘』(TBS系)『若葉のころ』(TBS系)など数々のドラマに出演し、清純派女優として人気を集めていったが、この頃から“魔性の女”の片りんを見せ始める。
「10代の頃から男の影が絶えず、共演した堂本剛やいしだ壱成などとも交際が噂された。2001年に当時交際していた押尾学と思しき男性とのベッド写真が流出したかと思えば、その直後に12歳年上のギタリストの瀧川一郎との同棲が報じられるなど、たびたび世間を騒がせた」(芸能記者)