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難関ホワイト企業に入った20代の7割近くが後悔…入社後にがっかりする理由「これで一人前の30代になれるのか?」

source : 提携メディア

genre : ビジネス, 働き方, 社会

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ビジネスパーソンも同じです。会社が業務を与えてくれることが「当たり前」ではないことは、誰もが「そのとき」が来て初めて痛感します。しかし、気づいたときにはもう取り返しがつきません。

だからこそ、20代30代の「いま」が大切です。

20代で身に付けた習慣で人生が分岐する

現在あなたを取り巻く環境、周囲の上司・先輩は理想的なものではないかもしれません。しかし、そこで他責思考になってはなりません。むしろ、「環境が整っていないなら、自分が作ればいい」という発想になってほしいのです。新しいものごとや仕組みを作り上げる習慣を身に付けましょう。

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20代、30代のうちにそうしたアクションを習慣化したビジネスパーソンは、経験と実績を積み重ねることで、文字通り「引く手あまた」の存在になっていきます。年齢を重ねるとともに、持てる才能はますます大きく花開きます。

大きくジャンプするためには、その前に「しゃがむ」ことが必要です。もどかしさを感じるいまは、あなたは「しゃがんでいる」だけなのです。その先にジャンプをするのか、そのまま座り込んで立ち上がることさえ忘れてしまうか、それを決めるのは「あなた自身」です。

『29歳の教科書』は、20代30代のビジネスパーソンが一歩を踏み出すための実践ガイドです。本書も参考にしながら、来る「ビジネスの未来」を見通し、具体的に行動を起こしていただければ幸いです。

越川 慎司(こしかわ・しんじ)
株式会社クロスリバー代表
元マイクロソフト役員。国内および外資系通信会社に勤務し、2005年に米マイクロソフト本社に入社。2017年にクロスリバーを設立し、メンバー全員が週休3日・完全リモートワーク・複業を実践、800社以上の働き方改革の実行支援やオンライン研修を提供。オンライン講座は約6万人が受講し、満足度は98%を超える。著書に『AI分析でわかったトップ5%リーダーの習慣』、『AI分析でわかったトップ5%社員の習慣』(共にディスカヴァー・トゥエンティワン)、近著に『29歳の教科書』(プレジデント社)がある。
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