AIが当たり前になる世界で私たちを取り巻く環境はどのように変わり、どう活用していけばよいのだろうか。ここでは堀江貴文氏の新刊『ChatGPT vs.未来のない仕事をする人たち』(サンマーク出版)より一部抜粋。
「最近、子供を育てたいと思っている」と語るホリエモンが「教育の一切をAIに任せる」と言う理由に迫る。(全2回の2回目/前編を読む)
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教育の一切をAIに任せれば…
私は個人個人がChatGPTを自分の外部脳として活用すべきだと考えている。わからないことはChatGPTに聞けばなんでもわかりやすく教えてくれる。今の時代、暗記をすることに一体どんな意味があるだろうか。
教育が大きく変わるポテンシャルがあるのに、教育委員会が変化するとは思えない。おそらく10年スパンで考えても、今の教育システムがAIの進化を取り入れて変わることはないのではないか。
最近、私は子どもを育てたいと思っている。
生まれた時から、教育の一切をAIに任せれば、今までではあり得ない知性を持った子どもが育つはずだ。イメージとしては、子どもの耳に常時AIイヤフォンをつけて、たとえば英語なら英語で1日中会話をしたり、授業を受けることができるような環境だ。それこそ、棋士の藤井聡太さん並みの知性を発揮できるのではないか。
もはや学校の先生よりもAIのほうが、頭がいいのは明白だろう。生まれた時からこうした環境下で育った子どもは、完全にニュータイプとして大人になっていく。