「会場の空気は最悪でした。私も『いいかげんにしろ、頼むから歌ってくれ』って、そんな気持ちですよね」
10月21日に水戸市民会館グロービスホールで行われたシンガーソングライターの山崎まさよし(51)のライブに参加した男性はこう振り返る。
チケットが払い戻しされる事態に
山崎のライブが波紋を呼んでいる。
現在、全国ツアー公演『YAMAZAKI MASAYOSHI “ONE KNIGHT STAND TOUR 2023”』を行っている山崎だが、今月21日に行われた水戸公演の終了後、「歌わずにMCばかりだった」「途中退席する客が続出していた」など、異常なライブだった様子を伝える投稿がSNSに相次いだのである。
「これを受けて、10月23日に運営側は『当初予定していた内容と異なる公演となりましたため、ご希望のお客さまにおかれましては、チケット払い戻しの対応をさせていただきます』『この度は、みなさまにご迷惑とご心配をお掛けしましたこと、深くお詫び申し上げます』と謝罪しました」(音楽ライター)
山崎まさよしは、今年デビュー29年目を迎えるベテランのシンガーソングライター。卓越したギターの演奏力、力強さと繊細さを兼ね備える歌声でファンも多い。後にSMAPがカバーした「セロリ」や「僕はここにいる」、「One more time, One more chance」などのヒット曲で1990年代に大ブレイク。「ワンモア」は後に新海誠監督作品「秒速5センチメートル」の主題歌に選ばれるなど世代を超えて愛されてきた。
そんな山崎のライブで一体何が……? 妻と共に水戸公演を訪れたという冒頭の男性が、会場の“異常”な様子を振り返る。