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〈本当の赤ちゃんいたら良かったな〉刺された23歳男性の“血まみれ自撮り写真”《歌舞伎町ホスト殺人未遂事件》逮捕25歳女の実姉が証言「2人は共依存。男は8月にDVで逮捕された。それでも妹は別れなかった」

〈本当の赤ちゃんいたら良かったな〉刺された23歳男性の“血まみれ自撮り写真”《歌舞伎町ホスト殺人未遂事件》逮捕25歳女の実姉が証言「2人は共依存。男は8月にDVで逮捕された。それでも妹は別れなかった」

source : 週刊文春Webオリジナル

genre : ニュース, 社会

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今年の8月には逮捕されていた

 姉本人が打ち明ける。

「妹から交際相手に過度な暴力を受けていると聞かされていました。私は何度か警察署に相談に行ったのですが、妹とBは強い共依存状態にあるからと取り合ってもらえなかったんです。今年の4月と6月には『休まないと死んでしまう』と医師から言われるほどの怪我を負わされて、それから妹は入院を繰り返していた。でも、Bからの暴力はなくなるどころかエスカレートしていきました」

A子が友人に送った“DV写真”

 同年8月9日、A子はBさんから身体を数十カ所殴打されたことで緊急搬送された。この時の診断書には〈四肢・体幹打撲〉〈尿管損傷の疑い〉〈膀胱損傷の疑い〉〈顔面打撲〉〈第3棘突起骨折〉と記されている。

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 この様子を見た姉はすぐにA子のもとに駆けつけたという。

A子の診断書(A子の実姉提供)

「このままだと妹がBに殺されるか、妹がBを殺すかのどっちかになってしまうと思い、警察署に向かいました。そして、8月17日にBが逮捕されましたが、不起訴となり約20日で釈放。その後、接近禁止命令が出されました。ところが、Bはその2日後に妹にSNSで連絡を取っていたのです。結局、離れることができなかった……」

 BさんによるA子への“アプローチ”はそれだけではなかった。

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