1ページ目から読む
2/3ページ目

 BIGBANGは芸能事務所のYGエンターテインメントの練習生だったG-DRAGONとSOLを中心に、オーデイションで合格したT.O.P、V.I、D-LITEを加えた5人で結成。06年のデビュー以来、韓国アイドルの第二世代としてアジアを中心に活躍してきた。

「作詞作曲を手掛けるG-DRAGONは『キングオブK-POP』と称されるほど、カリスマ的な人気を誇り、グループを牽引してきました。彼の英語と韓国語の間のような独特の発音のラップは若者たちを中心に絶大な支持を得て、韓国のアイドルシーンに大きな影響を与えました」(同前)

水原希子 本人インスタグラムより

水原希子や小松菜奈との熱愛報道も

 日本での夜遊びがたびたび報じられてきたBIGBANG。中でもG-DRAGONは多くの美女と浮名を流してきたが、その恋愛遍歴の中には日本人女優の名前もあった。

ADVERTISEMENT

「最初の熱愛報道のお相手は水原希子。15年に破局が報じられるまでたびたび韓国メディアにデートを報じられましたが、16年には小松菜奈に乗り換えた。もともとジヨンのファンだった小松は韓国で開かれたシャネルのコレクションをきっかけに急接近し、交際に発展したとみられています。ネットにジヨンのものと思しきインスタグラムの裏アカウントが流出し、親しげにジヨンの膝に乗った小松の写真が拡散され話題になりました」(女性誌記者)

 ほかにも女性グループAFTERSCHOOLの元メンバーで女優のイ・ジュヨンや、事務所の後輩である韓国アイドルグループBLACKPINKのジェニーとの交際も報じられたG-DRAGON。
 
 輝かしい活躍に、派手な私生活――。しかし、前述したG-DRAGONの大麻疑惑を皮切りに、BIGBANGメンバーには常にスキャンダルの影が付きまとった。

菅田将暉と結婚した小松菜奈 Ⓒ時事通信

「17年6月にT.O.PがYG練習生のハン・ソヒと大麻を使用したとして逮捕。執行猶予2年、懲役10ヶ月を言い渡され、活動を休止。22年に事務所を退所しました。さらに19年には江南の有名クラブ『バーニング・サン』で起こった暴行事件をきっかけに、V.Iの売春斡旋、麻薬使用疑惑が浮上し、芸能界を引退。V.Iは売春とその斡旋、盗撮など計9つの裁判を受け、二審で懲役1年6カ月が確定。今年2月に刑期を終えて出所しました」(前出・金氏)

 韓国語で「薬局」を意味する言葉をローマ字表記すると「Yak Guk」となることから、所属事務所のYGエンターテインメントを「薬局」と揶揄する声があがるなどイメージは低下。


 こうしたスキャンダルやメンバーの兵役により、19年以降は活動が下火に。22年4月に新曲を出して以降は事実上の休止状態が続いていたが、今年6月、YGエンターテインメントはG-DRAGONとの専属契約満了を発表した。

「契約満了は求心力の低下したYGエンターテインメントにG-DRAGON氏が見切りをつけたからと見られています。次の所属先としてワーナーミュージックと契約寸前とまで言われていたのですが、このような疑惑が持ち上がってしまった」(同前)