11月30日をもって旧ジャニーズ事務所を退所する元V6で俳優の岡田准一(43)。近年、アクション俳優としても高い評価をうける岡田は、俳優活動と並行し、自宅の地下室に道場をつくるなどして武術や格闘技に本気で取り組んでいる。今年9月には、ブラジリアン柔術の世界大会で世界ランク11位の成績を残し話題になった。
そんな岡田を15年以上にわたって指導するIUMA日本振藩國術館主宰の中村頼永氏(59)が「週刊文春」の取材に初めて応じ、4時間にわたって、格闘家岡田の知られざる姿を明かした。
中村氏と岡田が出会ったきっかけ
格闘家・岡田は、ブルース・リーが開発したジークンドー、カリ(フィリピンの伝統武術)、USA修斗(総合格闘技)をマスターし、いずれも師範の資格を取得しているというのだ。
中村氏と出会ったきっかけは2007年放送のドラマ『SP』だった。
「ドラマの脚本を担当した作家・金城一紀さんからアクションにカリを取り入れたいと熱心に誘われたんです」