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Y氏は取材に「本当に反省しています」

 そんなX氏の後任として支局長になったのがY氏だった。

「X氏と違い、Y氏は真面目な人柄が評判。一方、自分で判断ができない頼りないところがあり、韓国を拠点とする統一教会の問題が弾けたときも『取材の役に立たない』と言われていました」(在韓記者)

社員向け文書には【社外秘】の文字

 X氏とY氏に取材を申し込んだが、X氏からは期限までに回答はなかった。一方のY氏は電話に応答。当初は「会社に一任している」と回答を拒んでいたが、質問を重ねると、こんな反省の弁を口にした。

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「受け取っていいお金であるはずはなかったので、本当に反省しています。全部お返しもして、正直に会社に全部、話しましたので。誠実に対応したとは思っています」

 現在配信中の「週刊文春電子版」では、「天皇」と称されたX氏の振る舞いやY氏が支局長時代に金融関係者に持ち掛けていた“相談”、今回の不正発覚に至る経緯や周囲への弁明などについて詳報している。

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