長年愛用している服を着てボロボロの帽子をかぶる
私はとくに贅沢な生活を送っているわけではありません。実際に私を見てもらえばよくわかると思いますが、豪邸に住んでいるわけでもなければ、服もいいものを着ているわけでもない。むしろ着衣は長年愛用して、使用感のあるものが多いです。
買おうと思えば数億円の豪邸を買うこともできますが、決して広いわけでもない、いまのマンションで十分だと思っています。私が気に入っている帽子は15年ほど前に数千円で購入したものです。だいぶボロボロになってきて、ほつれたところは女房に糸で縫ってもらっていますが、これがいいんです。
私は裕福ではない農家に4人きょうだいの末っ子として生まれ、子ども時代は貧乏暮らしでした。いまでも特別贅沢をしたいと思わないのは、当時の記憶が色濃く残っているからだと思います。
唯一、こだわっていること
多少こだわりがあるとすれば、おいしいものを食べたいということ。魚や果物が好物ですが、おいしいものを食べたいですからね。果物は何でも食べますよ。いつも女房が買いに行ってくれますが、たまには電車に乗ってうなぎを食べに行ったりね。
取り寄せることも多いです。伊勢海老やフグを食べることもあります。それに、ビールを1本。時々ワインを少しいただきます。ワインは甘めが好きですね。
癒やしのペットもいます。インコのピーちゃんです。ペットショップを経営していたくらいですから、動物は好きで派手な生活はせず、15年ほど前に買った帽子をつぎはぎしながら愛用し続けているすし、世話には自信があります。
犬も飼いたいところですが、マンションで飼うのは難しいですからね。
ピーちゃんの言っていることは、だいたいわかります。「お腹がすいた」とか「カゴから出してほしい」とか、私に訴えかけてくるんですよ。
7代目ピーちゃんと一緒に昼ご飯を食べる
お昼ご飯は、一緒に食べます。ピーちゃんもそれをわかっているので、前場が引けてお昼ご飯を食べるとなれば「早くカゴから出してくれ」と鳴くんです。