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「中学校の3年間だけは平穏でした。自宅から離れたのでなにもされなかった。勉強もちゃんとして、学力も取り戻して普通に過ごせました。高校は足立区に戻って、私立の女子高校に進学した。足立区に戻ったら父親がまた自宅に来るようになって、カラダを求められた。なにも変わらない、母親の名前を呼びながら私のカラダを触って挿れてくる。本当にうんざりしました。『嫌だ、やめてほしい』って何度言っても聞いてもらえない。まあまあ、いいじゃないかみたいな感じでやってくる」

高2で母親の兄である叔父からも肉体関係を迫られる

 高校生のときの美智子さんはアイドルのような容姿だった。魅惑的な美智子さんに対して男性親族が狂っていった。肉体関係は、実の父親だけでは終わらなかった。 

「高校2年生のときに母親の兄である叔父に迫られました。たまたま叔父と叔母が遊びに来ていて、母親と叔母が北千住に買い物に行って2人きりになった。私は叔父のために昼食の準備をしていたんだけど、叔父が後ろから抱きついてきた。ものすごい力で洋服を脱がされて、やめて、やめてって手を払ったんだけど、止まらなかった。叔父は『美智子ちゃん、美智子ちゃん』って異常な興奮状態で、ものすごい勢いでズボンとパンツを脱いでその場で挿れられました」

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 キッチンで立ちバックの体位で強姦された。叔父は「かわいい、かわいい、きれいだ、美智子ちゃんはきれいだ」と、腰を振りながら声をあげる。下半身は痛い。 

 数分間、ズンズンする痛みを我慢して終わった。

「叔父と叔母は昔から私によくしてくれたけど、結局そんなことになった。2時間くらいで母親と叔母は楽しそうに帰ってきたけど、レイプされたとか言えない。なにごともなかったように振る舞うしかなくて、父親との関係も続いていたし、もう頭がおかしくなりそうだったし、本当に頭がおかしくなっていた」

 美智子さんは幼少時からの性的虐待、繰り返される強姦被害、誰にも言えない精神的なダメージによって、まだ初潮がきていなかった。初潮がきたのは家族から離れて父親と縁を切った20歳になってからである。