ベッドに引きずり込まれ、私のつなぎのベルトを外し…
理央さんに気づいた関は、「寒いでしょ。こっちにおいでよ」とベッドに誘った。無言で答えないでいると、急に腕を掴んできたという。
「ベッドに引きずり込まれたんです。最初にお腹を触られて、胸を触り始めてきたので、『次触ったら、手に釘を打ちつけます』と言ったら、『フフフ』ってずっと笑っているんですよ、あの人。手で押さえられているから、逃げようにも逃げられない状況で。それから私のつなぎのベルトを外し始めた。パンツの中まで触ってこようとしたので、『本当に気持ち悪いですよ。やめてください』と言ったのに……」
「一般の信者のみんなに目を覚まして欲しい」
理央さんが現在の心境を明かす。
「やっぱりすごく後悔はありますし、悔しいし、悲しいし、裏切られた気持ちでいっぱいです。洗脳されていた最中は、なんとも思えなかったんですよ。私がおかしいと思うこと自体が邪心じゃないかと。『間違ってると思ったほうが悪だ』ってセミナーでずっと言われていたので。
一般の信者のみんなに目を覚まして欲しいという気持ちがあります。協会には純粋な人が多いので。こんな詐欺のようなことをやっている幹部をずっと信じているのはかわいそうだし、人生を無駄にしてほしくないという思いがあります」
理央さんは現在、医師のカウンセリングを受けているという。
12月21日(木)発売の「週刊文春」では理央さんのインタビューを掲載。性加害におよぶ関容疑者の手口の詳細を明かしている。また12月20日(水)配信の「週刊文春 電子版」では、関容疑者から送られたLINEのメッセージや、協会幹部の“隠蔽指示LINE”、さらに逮捕前の関容疑者の祈祷シーンが収められた動画などを公開している。
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