NHK連続テレビ小説『ブギウギ』で、ヒロイン・福来スズ子(趣里)の“最愛の人”、村山愛助を演じている俳優の水上恒司(みずかみこうし=24)が「週刊文春」の取材に応じ、大手事務所からの独立や以前の芸名「岡田健史(けんし)」からの改名について“本音”を激白した。

野球少年だった水上 ©文藝春秋

有村架純の相手役で俳優デビュー

 12月11日の週から登場した水上。12月19日の第57話では、愛助がスズ子に交際を申し込むシーンが放送され、物語の展開にも大きな注目が集まっている。

 水上は2018年、当時所属していた大手事務所から岡田健史の名前で俳優デビュー。無名ながら、有村架純主演のドラマ『中学聖日記』(TBS系)で相手役に抜擢され、大きな話題を呼んだ。以降、ドラマや映画に多数出演。2021年にはNHK大河ドラマ『青天を衝け』に出演するなど、俳優として着実にキャリアを重ねてきた。

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有村と共演(『中学聖日記』のSNSより)

 ところが、同年4月、所属事務所に契約解除を求め、裁判所に仮処分を申請。両者は和解したものの、昨年8月末、当初の契約より半年前倒しで事務所を退所した。その後、本名の水上恒司として活動をはじめ、現在では自ら仕事依頼を確認し、その可否も決めているという。最近では『ブギウギ』で愛助役を熱演する傍ら、12月8日には福原遥とのダブル主演映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が公開されたばかりだ。