2010年代に“美人すぎる料理研究家”としてテレビ、雑誌などで活躍した森崎友紀さん(44)。森崎さんといえば、料理研究家ながらグラビアで水着を披露したことでも人気を呼んだ。インタビュー後編では水着になった理由から、料理監修を務めた人気漫画『食戟のソーマ』の思い出、さらに現在の状況についても聞いた。(全2回の2回目/1回目から続く)
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事務所と集英社の人に説得されてグラビアに挑戦
――森崎さんは「美人すぎる料理研究家」と言われていましたが、そのニックネームについてはどう思っていましたか。
森崎友紀さん(以下、森崎) 初めて日テレのバラエティの打ち合わせに呼ばれたとき、番組の方から「何かニックネームが欲しい」と言われて、当時流行っていた「美人すぎる〇〇」をつけたのが最初です。料理研究家って当時は50代、60代の落ち着いた感じの女性のイメージだったから、インパクトをつけたかったんだと思います。
でも恥ずかしかったですね。だって芸人でいうと「面白すぎる芸人の登場です」みたいな感じで「美人すぎる料理研究家」と呼ばれるわけなので。いつも「すみません」と恐縮して出ていました。
――料理研究家としては異例の水着グラビアにも挑戦しましたね。雑誌のグラビアに、写真集は2冊、DVDも3本出しています。
森崎 最初は「いやいや、私なんかが」って言ってたんですよ。でも事務所と集英社の人に「いや、どれだけグラビアをやりたい人がいると思っているんだ」と説得されて。それがなかったらやっていないと思います。
母親にも相談しました。母親は薬剤師ですが、やりたいこともできずにずっと勉強しろとばかり言われてきたタイプなので「そういうチャンスがあるなら挑戦してみたら」という感じだったんです。母親が言うんだったらいいか、とも思って。
イメージと違ってグラビアは数回しかやっていない
――水着だけでなくチアガールやメイドのコスプレもしています。
森崎 ひと通りやらせてもらいましたね。今でもネットで検索すると私のグラビアが出ちゃうんですけど、でもイメージと違ってグラビアって本当に数回しかやっていないんですよ。
――雑誌のグラビアだけでなく、写真集も自然な流れで出す感じになったんですか。