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〈写真多数〉「うわっ今年ヤバいなあ」「すげー! 日本じゃないみたい!」かつてない厳戒警備でも大狂乱…渋谷カウントダウンはいったいどうなっていたのか

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「カウントダウンは“激しい”ですよ」

 同様に、仮装した男性も5、6年前から渋谷駅前とセンター街を清掃しているとのこと。長年にわたって街を見続けてきた身として、今日のカウントダウンをどう見ているのか。

「去年(2023年のカウントダウンイベント時)よりも人は多いですね。あと、ハロウィンと比べてもカウントダウンは“激しい”ですよ。昨日くらいからゴミの量がいつもの何倍にもなっているんですよね。

仮装に身を包み、渋谷の清掃活動を行っていた ©文藝春秋

 とはいえ、区の対策はゴミにしろ誘導にしろ、ハロウィンに比べて控えめな印象です。ボランティアの方がこの時期に集まりづらいから、ゴミが増えているという面もあるかもしれないんですが。

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 今年(2023年)、コロナが5類感染症に移行したじゃないですか。そこから渋谷区は“イベント”自体はおおむね再開しているんですよね。お祭りであったり、SHIBUYA109近辺で開催される渋谷盆踊りであったり。でも、ハロウィンとカウントダウンは厳しい規制が敷かれました。

 どうなんでしょう。区でコントロールできるものについては開催して、ハロウィンやカウントダウンといった、規模が大きくてもはやコントロールできないイベントに関しては、規制一辺倒でどうにかするしかないというのが今の状況なのかな、という実感があります」

街中には大量のゴミが… ©文藝春秋

 男性が話題に挙げたハロウィンでは、2023年、豊島区の取り組みを評価する声が目立っていた。官民が連携してハロウィンをイベント化した「池袋ハロウィンコスプレフェス」だ。