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規制強化? 観光資源としての有効活用?
イベントには2日間で14.1万もの人が参加。高際みゆき豊島区長は「行政としても、地域の皆様とともに、子どもたちや女性がフェスティバルを存分に楽しめる環境を目指し、安全・安心な街づくりの面からしっかり応援してまいります」とのコメントを寄せており、区が掲げる、文化を基軸としたまちづくりを体現する場として支援し続ける考えを示した。
渋谷のハロウィンやカウントダウンと池袋のそれでは、イベントのスタイル、人流の規模に大きな違いがあるため、一概に“どうすべきか”を決めつけることはできない。しかしながら、渋谷区の規制方針について「治安や安全を守ることに加えて、渋谷の発展につながるような施策を考えるべきでないか」といった類の批判が、ハロウィンの際に呈されていたのも事実だ。
多くの人を引きつける魅力が渋谷にあることは疑いようがない。では、大きなイベントに際して、規制を強化していくのか、それとも、観光資源として活用していくのかーー。これから渋谷の街はどのように変わっていくのだろう。
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