毎年恒例、ホテル評論家の瀧澤信秋氏が実際に宿泊して「本当によかったホテル&旅館」を紹介するシリーズ。2023年はどんな宿が高評価だったのか――。まずは1月~4月編。(全3回の1回目/#2、#3を読む)
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2023年はコロナ禍の収束化もあり、年間317泊と多めの宿泊となった。例年50ホテルを掲載してきた本企画だが、今回は30施設に厳選した。
【2023年1月~4月に宿泊した施設一覧/8施設】
1月 トゥインラインホテル軽井沢(長野県軽井沢町)
2月 アパホテル&リゾート〈大阪梅田駅タワー〉(大阪市北区)
2月 紺碧ザ・ヴィラオールスイート(沖縄県宮古島市)
2月 リッチモンドホテルプレミア東京スコーレ(東京都墨田区)
2月 函館湯の川温泉 海と灯/ヒューイットリゾート(北海道函館市)
2月 ラビスタ函館ベイANNEX(北海道函館市)
3月 ザ・サウザンド京都(京都市下京区)
4月 浅草ビューホテル アネックス 六区(東京都台東区)
1月 トゥインラインホテル軽井沢(長野県軽井沢町)
ホテル評論をする上でテーマを決めることは大切と思っており、毎年特定のホテルブランド(運営会社)の宿泊施設に積極的に出向くようにしている。過去にはプリンスホテル、ドーミーイン、ベッセルホテル、阪急阪神第一ホテル、大江戸温泉物語などに集中的に宿泊したが、2023年は話題の旅館ブランド「ふふ」などを運営するカトープレジャーグループに狙いを定めた。
ライフスタイルホテルを標榜する「トゥインラインホテル軽井沢」。ロビーの暖炉、客室のタータンチェックと冬の雰囲気も最高。軽井沢の中心・東雲交差点という立地も利便性が高い。