プロ格闘家としても活躍する女優の宮原華音(27)。

 昨年4月の立ち技格闘技「RISE」でのプロデビュー戦にて1RKO勝利を果たした彼女に、モデルを目指すもオーディションに落ち続けた中学生時代、史上最年少となった三愛水着イメージガールの就任、イメージガール就任中の誹謗中傷などについて、話を聞いた。(全3回の2回目/続きを読む)

◆◆◆

ADVERTISEMENT

自分の写真が思ってたより大きく掲載されてびっくり

ーー「ニコ☆プチ」読者モデルへの応募は、自分で?

宮原華音(以下、宮原) はい。お母さんに顔のアップと全身の写真を撮ってもらって、オーディション用紙を書いて一緒に送りました。

宮原華音さん

ーー応募用の写真は、おしゃれをして。

宮原 さすがにジャージじゃないです(笑)。ナルミヤのエンジェルブルーのやつを1点買って、おばあちゃんにメゾピアノか組曲でなにか1点買ってもらって。残りは、しまむらで揃えて、それで写真を撮って応募して。

ーー受かる自信はありましたか。

宮原 なかったです。でも、1回目で受かって撮影したら、自分が思ってたよりも大きい扱いで写真が載ってたんですよ。

ーー受かる自信がなかっただけに、撮影に行けたときは感無量ですよね。

宮原 メチャクチャうれしかったんですけど、撮影に行ったら戸惑ってしまって。私は化粧をしたことがなかったので、何もしないで行ったんですけど、ほかの子たちは化粧をしっかりしてて、髪の毛もかわいくしていたから「エッ、小学生なのにみんなすごい」って。

 そこで、「自分には、この身長しかない!」と思いましたね。

ーーほかに高身長の方は。

宮原 いなかったですね。みんな150センチくらいだったと思います。

 

撮影には呼ばれたり、呼ばれなかったり…

ーー撮影時に、空手をやっていた影響が出たりしませんでしたか。

宮原 普通の女の子よりは、ガサツさがすごかったと思います(笑)。いまでもそうなんですけど、脚を開きがちだったり、ガニ股で歩いたり。

ーー「ニコ☆プチ」掲載は、小学校で騒ぎになったのでは。「でかのん」と呼んでいた男子を見返したくて応募したところもあったわけですし。

宮原 女の子たちの何人かは、私が「ニコ☆プチ」に載ったのを知っていて「すごい!」と言ってくれましたね。

 載ったのを知った男の子たちは「エッ?」となってましたけど、「なんで、お前なんかが載れてんだよ。かわいくねえのに」みたいに言ってきましたね。

ーー「ニコ☆プチ」時代は忙しかったですか。

宮原 全然です。撮影は月イチだったので。呼ばれない月もありますし、呼ばれても撮影は1日で終わることがほとんどでした。