2013年、幼稚園児だった長男・琉ちゃろくんにホストの格好をさせてSNSにアップしたことで大炎上をしたYouTuberのちいめろさん。あれから10年が過ぎて、中学生になった琉ちゃろくんの現在に、SNS上では驚きと称賛の嵐が巻き起こっている。
ここでは、ちいめろさんによる著書『人と違うことはいいこと』(双葉社)から一部抜粋。児相相談所に突撃された過去や殺害予告された事件について振り返ります。(全2回の2回目/最初から読む)
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もはや日本中がアンチ⁉ 児相突撃に殺害予告まで
そんなわけで、琉にまつわる当時の炎上シリーズはこんな感じで続いてたんやけど、ちいからすると、もっともっと過激な事件もたくさんあった。
それこそもう、「もしかして日本中、み~んなちいのアンチの方なんですか⁉ 」って聞いてまわりたくなっちゃうくらい!
特に衝撃的だったのは、「児相(児童相談所)の突撃」と「殺害予告」。
まさかこの平和なちいめろ星で殺害予告を受ける日が来ようとは……。
コトの起こりは、とある掲示板。
友だちに「ねえ、某掲示板にちいちゃんの悪口が書かれてるんだけど……」って言われたの。ちいはそのことをまったく知らなかったんだけど、そんなこと言われたら、やっぱりどうしてもなんて書いてあるのか気になっちゃって。
掲示板のスレッドには9割嘘が…
それでさっそく、その掲示板のスレッドを見ていってみたら……。
案の定、そこに書かれていることの9割が嘘! (え。じゃあ1割はホントなん?っていう声はさておき(笑))
でも、9割が嘘ってすごくない?
書かれている内容が本当のことか、そうじゃないかなんて、ちい本人が一番よくわかること。だから正直、投稿者の方の類稀なる創作力に圧倒されたよね(笑)。
それからは怖いもの見たさもあって、ちょこちょこその掲示板をのぞきにいくようになったんやけど、まあ次から次へと、いろ~んな人にいろ~んなこと書かれてた。
まあ、そのときは、悲しいとかイラッとする感情よりも、あまりの作り話っぷりに「ま~た新しい脚本家みたいなヤツがでてきたぞ~♪」なんて思いながら、面白半分な気持ちで投稿を読んでたんやけどね。