2013年、幼稚園児だった長男・琉ちゃろくんにホストの格好をさせてSNSにアップしたことで大炎上をしたYouTuberのちいめろさん。あれから10年が過ぎて、中学生になった琉ちゃろくんの現在に、SNS上では驚きと称賛の嵐が巻き起こっている。
昨年12月にはこれまでの炎上事件の裏側やちいめろさん独自の子育て方法などをまとめた著書『人と違うことはいいこと』(双葉社)を上梓。そんなちいめろさんに子育てする上で気をつけていることや炎上に対する考えについて話を聞いた。(全2回の2回目/最初から読む)
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感情的でなく「こういう理由で叱っているんだよ」と伝えるように
――中学3年生の琉ちゃろくんと今でも仲良くスキンシップを取るなど、子どもたちの反抗期がないというのも話題になっていました。
ちいめろ ちいはスキンシップしたいんですけど、最近は外で手を繋ぐのは嫌がるようになりました(笑)。
琉ちゃんは口が達者なので、ちいが叱った時に、「いやでもそうじゃなくて……」って反論してくる時はありますが、よく聞くような反抗期はたしかにないですね。「うるせえばばあ」とかそういうことは一切言ってこないです。本人もそれだけはママに言わないって決めてるみたいです。それを言ったらちいが悲しむってわかっているようで。
昔からずっと友達親子を意識しているので、普段からなんでも話すようにはしているんですよ。だから中学生になったからって距離を感じることもないし、男の子にしては親とめちゃくちゃ仲良い方だと思いますね。
――叱る時は叱る、仲がいい時は友達のようにと、オンオフをしっかりされているんですね。
ちいめろ そうですね。基本的に友達親子を意識していますが、これは言わなければいけないという時は、ちゃんと言います。感情的になって怒ることはなくて「こういう理由で叱っているんだよ」と伝えるようにしていますね。
「同じ失敗を繰り返すな」というのがうちの教訓なので、何度も同じことを繰り返すと、雷が落ちたりもしますね(笑)。仏の顔も三度までじゃないけど、ママの顔も三度までやでって。
でも、褒めるときはめちゃくちゃ褒めます。「かわいいね~かっこいいよ」とか、「大好きだよ」と言って積極的にスキンシップを取るようにしています。自己肯定感をあげてほしいと思っているので、やりすぎなくらい家の中では可愛がっています(笑)。