2月14日、東京都台東区に住む夫婦、細谷健一容疑者(43)と細谷志保容疑者(37)が、次女の美輝ちゃん(4)殺害の容疑で警視庁に逮捕された。
昨年3月13日に亡くなった美輝ちゃんの死因は、薬物による中毒死。志保によって向精神薬オランザピンとエチレングリコールを大量に飲まされたと見られている。
「エチレングリコールと向精神薬をネット通販で事件の約1年前から継続的に購入していたことが分かっている。夫婦が美輝ちゃんの殺害に関与した可能性を視野に、警察は8月29日から計6日間家宅捜索を実施。夫妻のスマートフォンやパソコンを押収して解析してきました」(全国紙記者)
健一の姉が41歳の若さで急死
警察の調べに対し健一は「関与していません」と容疑を否認。もう一方の志保は黙秘を続けている。細谷夫妻の周りでは、かねてから不審な“事件”が起きていた。たとえば2018年春、健一の姉が41歳の若さで急死している。ホテルの運営会社の元役員が語る。
「健一さんのお姉さんはホテルの運営会社の経理を務めていた。健一さん夫婦は金遣いが荒いため、“金庫番”であるお姉さんの存在は疎ましかったでしょう。実際、志保さんとお姉さんの折り合いは悪かったですから」
この姉は容疑者夫妻と同じマンションの別の階に居住していたが、その急死が発覚するまでにひと騒動あった。