文春オンライン
《浅草資産家夫婦次女殺し》「ネズミの糞がすごいな」細谷志保(37)がこだわった「無人実家」賃貸契約の謎「借金取りから隠れるシェルターに…」

《浅草資産家夫婦次女殺し》「ネズミの糞がすごいな」細谷志保(37)がこだわった「無人実家」賃貸契約の謎「借金取りから隠れるシェルターに…」

source : 週刊文春Webオリジナル

genre : ニュース, 社会

note

 2月14日、次女の美輝ちゃん(4)を殺害した疑いで、細谷健一容疑者(43)と志保容疑者(37)の夫婦が逮捕された事件。

「部屋はいまだにそのままです。ご一家の姿はもう2、3年はお見かけしていません。まさかこんなことになるとは……」

志保容疑者の実家アパート

猫の鳴き声がぱったり止んだ

 千葉県松戸市の簡素な集合住宅。住人について尋ねられた大家の女性が語る。ここはかつて志保が実母と暮らしていた“実家”といえる場所である。

ADVERTISEMENT

「志保さんとお母さんの2人がうちのアパートに住み始めたのは十数年前。静かに暮らしてらしたけど、志保さんたちは猫を飼ってたの。夜中に猫がギャーギャー鳴いて近所迷惑になることもあった。

細谷志保容疑者 ©文藝春秋

2人とも夜に仕事をしていたようで、夜中は猫の面倒がみられなかったみたい。近所の手前『困ります』と伝えたら、それからぱったり鳴き声は止んだけどね」(同前)

 細谷夫婦が結婚したのは2009年11月。志保は実家を出て浅草に嫁いでいき、母親はこのアパートで生活し続けていたが、その後世を去っている。住む者のなくなったこの部屋は、しかし今も細谷夫婦が賃貸契約を結んでいる。

関連記事