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ホーム画面のアプリを4つだけに

 まずは不要なアプリを取り除く作業です。iPhoneにプリインストールされているアプリの中には、アイコンを取り除くだけで削除できるものもあれば、削除自体が行えないものもあります。まずは前者を徹底して取り除きます。方法はアプリのアイコンを長押しし、「×」マークをタップして取り除くだけです。

プリインストールされているアプリその1。「×」マークが表示されているアプリは削除が可能です
プリインストールされているアプリその2。こちらも(必要なものは残しつつ)ガンガン削除します
削除後の状態。ひとまず10個+Dockに4個の計14個まで減らしました

 削除できないアプリは、設定の「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」で許可を取り消します。削除が不可能なアプリでも、この機能を使えば、アイコン自体は消すことができます。むしろこちらを先に行ったのち、残ったアプリを手動で消すという順序のほうがスムーズかもしれません。

 最後まで残ったアプリについては、iPhone 5sがサポートするiOS 12.5.7では残念ながら削除は不可能なため、ひとまずホーム画面の2画面目に移動させます。カレンダーやメモ、時計については、ホーム画面にアイコンがなくとも、ホーム画面を左スワイプして表示されるウィジェットやコントロールセンターから呼び出せますので、これらもまとめて2画面目に移してしまいます。

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続いて設定画面から「スクリーンタイム」を選択します
「コンテンツとプライバシーの制限」をタップして開きます
「許可されたApp」を開き、不要なアプリのチェックを外します
これでさらにSafariやカメラ、Walletなどのアイコンが非表示になりました
カレンダーやメモはウィジェットから、時計はコントロールセンターから呼び出せますので、アプリがホーム画面に表示されている必要はありません
これらは不要だが削除できないアプリとともに、フォルダに入れて2画面目に移します
以上の作業でホーム画面からアイコンが消失しました。残ったのはDockにある4つだけです

 以上の作業によって、ホーム画面に表示するアプリは、Dockにある4つだけになりました。正確にはいくつかのアプリは消えておらず、2画面目に残っているため、ちょっとズルをした格好ですが、ホーム画面をとにかくシンプルにするという目的は達成できました。

 なおiOS 14以降であれば、ホーム画面のいちばん右に表示される「アプリライブラリ」にさえ含まれていれば、ホーム画面からの削除は容易です。またiOS 16以降では「ヘルスケア」や「探す」などのアプリも削除が可能ですので、モデルによっては作業はもっと容易なはずです。