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「この世界ではこういうこともあるのかと…」
また、こうも語っていた。
「私はその場で拒否や抵抗は一切しませんでした。もちろんそういう行為をしたかったわけではありません。でも、監督の要求を断ればキャスティングから外されると思ってしまった。この世界ではこういうこともあるのかと、仕方なく要求に応じてしまいました」
榊は当時、「彼女の方から私に近づいてきて、関係をもちました」と回答。これに対し石川さんはこう反論していた。
「携帯を見返しても明らかですが、榊氏の映画を見に行ったことをツイートしたら、彼の方から私のツイッターにダイレクトメッセージを送ってきたのがすべての始まりです。私は女優としての仕事がしたくて返事をしたのです」
石川さんの告発は大きな反響を生んだ。当時、別の被害女優は「週刊文春」にこう語っていた。
「これは石川さんが作ってくれたムーブメント。この機会を逃すと一生彼(榊)に伝えることはできないし、業界もよくならないし、この機会を逃しちゃダメだと思った」
榊の逮捕を受けて石川さんは今、何を思うのか。その詳細については「週刊文春 電子版」で読むことができる。
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