文春オンライン
「座りすぎは、脳の老化を早める!」最新脳科学の新常識で、あなたの脳の健康は維持できる!

「座りすぎは、脳の老化を早める!」最新脳科学の新常識で、あなたの脳の健康は維持できる!

『世界の最新メソッドを医学博士が一冊にまとめた 最強脳のつくり方大全』が教えてくれること #1

note

座りすぎると老化が進む

 また、2019年の調査で、日本人は主要20カ国の中で、座っている時間が最も長い(1日で7時間)生活を送っていることが明らかになりました。

 実はこれが大いなるリスクになっていることも、徐々に明らかになってきています。

・1500人の高齢者を対象にした研究では、1日に10時間座って過ごし、なおかつ中程度の運動を40分以下しかおこなわない人は、体や健康面で実年齢よりも8歳老けている

ADVERTISEMENT

・いくつもの研究で、座りっぱなしの生活がアルツハイマー病の予測因子とされている。じっと座っている時間が25%減れば、世界のアルツハイマー病の患者が100万人減るといわれている(現在、全世界のアルツハイマー病患者は約5000万人)。

©️AFLO

 本書では、「椅子の誘惑に打ち克つためにすべきこと」が、3つのステップに分けて記されています。どれもちょっとした工夫で実行できるはずのルールです。

 まずは「座りすぎないこと」、ここが、脳を健康に保つためのファーストステップです。

世界の最新メソッドを医学博士が一冊にまとめた 最強脳のつくり方大全

世界の最新メソッドを医学博士が一冊にまとめた 最強脳のつくり方大全

ジェームズ・グッドウィン ,森嶋 マリ

文藝春秋

2024年3月11日 発売

「座りすぎは、脳の老化を早める!」最新脳科学の新常識で、あなたの脳の健康は維持できる!

X(旧Twitter)をフォローして最新記事をいち早く読もう

文春オンラインをフォロー