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「ずいぶん路線変わったけどこういう感じ好きだっけ?」King & Princeファンは「GOAT」での“キャラ変”をどう受け止めたのか

「ずいぶん路線変わったけどこういう感じ好きだっけ?」King & Princeファンは「GOAT」での“キャラ変”をどう受け止めたのか

2024/03/15
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「この口紅をつけて、ライブに行くんです!」

 推しが歌ったり、関わったりすることで世界が広がることは推し活の醍醐味です。2024年1月10日、平野紫耀さんのアンバサダー就任が発表された後、イヴ・サンローランのアイコンリップ『ルージュ ピュールクチュール』は前日比540倍の売上を叩き出し、その影響力の強さを世に知らしめました。

 Dさんは「この口紅をつけて、ライブに行くんです!」と頬を紅潮させていました。

『GOAT』のMVでは“強め”の姿を披露しても、同時に音楽番組でのトークやSNSでは元通りの親しみやすい姿も目に入っていたことも受け入れやすさを演出したように思います。

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 折しも、第38回日本ゴールドディスク大賞において、5人体制のKing & Princeによる『Mr.5』がアルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽)を初受賞、現King & Princeの『ピース』はベスト5アルバム(邦楽)を受賞しました。

『to HEROes ~TOBE 1st Super Live~ 』の初日の様子 筆者撮影

 王宮を出て美しくドレスダウンしたNumber_i。3月14日から始まった東京ドーム初日でも、3人がいま本当にやりたいことを存分に披露してくれて、駆けつけたファンたちは嬉しそうな表情をしていました。

 同公演では、「to HEROes Project-Act for HOPE-」プロジェクトのテーマソングとして、所属アーティスト全員で作った『Be on Your side』も披露されました。3月18日から配信が開始される同曲の作詞はNumber_iが手がけ、楽曲の利益は被災地の子どもたちの支援に使われるとのことです。

 開演と同時にスマホでのライブ撮影が許されたり、12歳前後の少年による新グループ“wink first”のお披露目があったりと、胸踊るニュースにあふれていた同公演。Number_iと先輩の三宅健さん、北山宏光さん、そしてIMP.、大東立樹さんら後輩たちとの交流もなごやかで、終始微笑ましく眺められました。

 Number_iの拓く新しいスタイルは、早くもファンの心をぎゅっとつかみ、幸せにしているようです。

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